ぽんです。
今日はブログの話をしますね。
ブログ記事を書く、ということは当たり前ですが記事を読む読者に向けて書く必要があります。
読者はほしい情報を求めてブログ記事を探すわけです。
『ほしい情報』というのが検索する目的になり、これを検索意図(インテント)といいます。
ブログを運営する上で、読者の検索意図を正確に理解し、素早く明確に答えを出すことが重要です。
そうすることでGoogleやYahooなどの検索エンジンに評価されSEOに強いコンテンツ(記事)を作ることができます。
読者が検索するキーワード(クエリ)の先にある検索意図を理解するために詳しく解説します。
ブログ運営の本質を知ることで、SREOに強い記事が書けるようになりますよ!
目次、表示、非表示
検索意図(インテント)とは検索した目的や動機のこと
検索意図(インテント)とは、インターネットを利用する人が検索する目的や動機のことを指します。
具体的に解説すると
- 普段の生活でふと気になることが浮かんでくる(悩み、不安、疑問など)
- GoogleやYahooなどの検索エンジンにある検索窓に知りたいキーワードを入れる
- 表示された結果をみて自分の知りたい情報がありそうな記事をクリックして中身を見る
こういった流れで私達はインターネットを活用しています。
そして気になることをササッと検索して気になることをクリアにしています。
検索意図というのは上記でいうと「1」のことを指します。
さらに細かく言うと
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの開演時間と閉園時間をしりたい
- 子どもの咳がひどいけどしずめる方法をしりたい
- 梅田まで乗り換え回数を少なくする方法で行きたい
- 子どものアルバム作りに便利なパソコンがほしい
- おいしいパウンドケーキがたべたい
……など。
このように「知りたい」「行きたい」「買いたい」「やりたい」など様々な目的があって私達はインターネットを使ってます。
要は検索意図とはインターネットを利用する人(ユーザー)の悩み・問題・欲求になるのです。
検索意図はキーワードそのものだけでなく、隠れたニーズも含まれます。
例えば私が「子ども 絵本 読み聞かせ」と検索したとすると、子どもへの絵本の読み聞かせする方法を知りたいというのがわかるかと思います。
でも「子どもへおすすめの本を知りたい」といったキーワードには無い隠れたニーズも含まれているのです。
検索意図を考えるには、ユーザーが実際に検索したキーワード(言葉)はもちろんですが
その言葉の裏にある、ユーザーがおかれている状況や背景、無意識のニーズまで考えることが必要です。
これめっちゃ難しいけど超大事!
検索意図を調べる重要性
検索意図はブログ記事を作る上ではめちゃくちゃ重要です。
検索してくるユーザーの検索意図を解決することが、ブログ記事(コンテンツ)の最終的なゴールとなります!
この目的に解決できるブログこそがGoogleやYahooなどの検索エンジンに認められ、SEOや質の高い記事につながります。
それぞれ詳しく解説しますね!
これは知ってるか知らないかで今後のブログ運営に大きくつながります。
SEOにめちゃくちゃ強くなる
SEOとは『Search Engine Optimization』の略語で、日本語にすると『検索エンジン最適化』と表記されることが多いですね。
GoogleやYahooなどの検索エンジンはユーザーの知りたいこと(検索意図)をすごく重要視しています。
なぜならユーザーの検索意図を解決して満足してもらうことが目的だからです。
検索意図は英語で「Intent(インテント)」といいます。
この単語がGoogleのガイドライン(2022年12月15日現在)では371回も使われているのです!
User Intent : When a person types or speaks a query, he or she is trying to accomplish something. We refer to this goal
引用:General Guidelines December 15, 2022
as the user intent.
こちらをGoogle翻訳に入れてみると
ユーザーの意図 : 人がクエリをタイプしたり話したりするとき、その人は何かを達成しようとしています。この目標を参照します。 ユーザーの意図として。
この文章が書かれているのは「12.1 Important Rating Definitions and Ideas」の部分です。
つまりGoogke翻訳ではランキングの位置づけの考え方についてユーザーの意図が重要視されてるんですね。
12.1 重要な格付けの定義と考え方
検索意図を解決し、満足させることが上位表示につながるコツなんです!
ユーザーにとって検索意図を解消させる内容、つまり有益な情報が記事に書かれていればSEOに強くなります!
逆に有益な情報が入っていなければSEOの観点からや役に立たない記事と判断されて評価が落ちてしまいます。
品質の高い記事が書ける
あちこちでよく見かける「品質の高い記事」「良質なコンテンツ」。
”意味が広すぎてわかりにくいわ!”
とブログを始めた頃の私は思ってました。
上記のSEOに関連してきますが、ユーザーの悩み、問題、欲求を解決することがめちゃくちゃ大事だということですね。
検索意図を正確に理解し、解決できる記事を書いていくこと。
これが良い記事へつながるポイントです。
検索意図を理解しないままただ記事を書いてしまっても、それがユーザーの知りたいことでなければ上位表示は期待できません。
記事を読んでくれる相手、つまりユーザーの検索意図をしっかり理解すれば、悩みを解決できる良い記事がつくれます。
クエリの種類を知って検索意図を考えよう
ブログを運営していると、「クエリ」という言葉をよく目にします。
クエリとは英語で(query)と言って、「問い合わせ(る)」、「訪ねる」などの意味を持つ英単語になります。
ブログを運営している時に用いられる「クエリ」は検索エンジンであるGoogle内で「ユーザーがGoogleで検索するときに入力した文字列」を指します。
なので「キーワード」とほぼ同じ意味だと考えてOKです。
ブログ運営していると4つのクエリに分類されます。
- Know(知りたい)
- Go(行きたい)
- Do(やりたい、したい)
- Buy(買いたい)
おおまかにはこの4つに分類されますが、1つ1つキーワードごとに検索意図を調べるようにしましょう!
では1つずつ説明しますね。
Know(知りたい)
こちらの場合は、ユーザーが「知りたい」という検索意図を表しています。
ユーザーの知的欲求を満たすクエリでして、何かを知りたい、問題・悩みを解決したいという目的があります。
例えば
- 「クエリとは」→クエリという意味を知りたい
- 「冷やし中華 冷麺 違い」→冷やし中華と冷麺の違いを知りたい
- 「毛布 英語」→毛布の英訳を知りたい
- 「カルビー 社長」→カルビーの社長が誰か知りたい
などになります。
Knowパターンのクエリは購入や申込みなど成約がしづらいですが、キーワードの種類が豊富ですので上位表示を狙いやすいです。
またボリュームが多いことが多いです。
なのでサイトやブログのアクセスアップにも繋がりますよ。
Go(行きたい)
こちらのクエリは「行きたい」、「訪問したい」という検索意図があります。
物理的な場所へ行きたいというよりも、特定のサイトやページへ訪れたいときのクエリになります。
例えば
- 「Yahoo ログイン」→Yahooにログインしてサービスを利用したい
- 「ぽん ブログ」→ぽんのブログを読んでブログや外注化を知りたい
- 「クラウドワークス」→クラウドワークスという会社について知りたい、事業内容や業績を知りたい、就職したいなど
Goのクエリの場合は、ユーザーがそのサイトやページを訪問して「何をしたいのか」「どんな目的なのか」を考えることが必要です。
Goクエリの場合は公式サイトが1ページ目の一番上にヒットするはずです。
なのでアクセスしたいユーザーは公式サイトをクリックします。
ブログやアフィリエイトの場合はKnowと違ってアクセスの方法だけでなく、何をしたいのかな?とさらに深い意図を探ることが大事です!
Do(したい、やりたい)
こちらのクエリはユーザーの「〜をしたい」という検索意図があります。
最終的に具体的なアクションや行動に結びつく特徴がありますね!
例えば
- 「パンケーキ 作り方」→パンケーキの作り方を知りたい、食べたい
- 「梅田 乗り換え」→梅田駅まで電車で行きたい、乗り換えを知りたい
- 「30代 求人」→30代でも就職できる求人を探してる
- 「冷え性 対策」→頑固な冷え性を対策したい、冷え性を改善できる方法を探してる
などがあります。
Doクエリは「したい」「やりたい」ことを探しているので、収益化しやすいのがポイントです。
企業はもちろんですが、ブロガーやアフィリエイターと呼ばれるブログ運営者の方々は狙っているキーワードです。
そのため競合性が非常に高いですね。
Buy(買いたい)
こちらのクエリは「ほしい」「買いたい」という検索意図があります。
Doクエリと関連していますが、最終的には「購入する」「申し込み」につながります。
例えば
- 「フライパン おすすめ」→使いやすいフライパンを探していておすすめを知りたい
- 「チョコパイ 口コミ」→チョコパイを買おうか検討していて、実際に口コミが知りたい
- 「洗濯機 激安」→洗濯機で最安値のものを探してる。
などがあります。
商品やサービスの名前と合わせて検索されることが多いですね!
収益化しやすいですし、誰もが一度は検索したことがあるキーワードばかりです。
なのでとても競争が激しいところになります。
ここに直接立ち向かうのは無謀なので、DoやKnowクエリなど、商品やサービス名を使用しなくても収益に繋げられれば、個人でも稼ぐことができますよ。
Googleガイドラインでもクエリは解説されている
今まで4種類のクエリを解説してきましたが、Googleのガイドラインでも解説されています。
12.7 Understanding User Intent
引用:General Guidelines December 15, 2022
It can be helpful to think of queries as having one or more of the following intents.
● Know query, some of which are Know Simple queries
● Do query, when the user is trying to accomplish a goal or engage in an activity
● Website query, when the user is looking for a specific website or webpage
● Visit-in-person query, some of which are looking for a specific business or organization, some of which are
looking for a category of businesses
Google翻訳してみると下記のようになります。
12.7 ユーザーの意図を理解する クエリは、次の意図を 1 つ以上持つものと考えると便利です。 ● Knowクエリ。そのうちのいくつかは知識シンプル クエリです。 ● Doクエリ。ユーザーが目標を達成しようとしているとき、またはアクティビティに参加しようとしている ● ウェブサイト クエリ。ユーザーが特定のウェブサイトまたはウェブページを探している場合の ● 直接訪問のクエリ。特定の企業や組織を探しているものもあれば、 ビジネスのカテゴリを探しています
翻訳でもややこしいところがありますね笑
KnowとDoはわかるかと思いますが、ウェブサイトクエリがGoクエリになります。
直接訪問のクエリは「スタバ 大阪府」「ユニバ 行き方」など店舗や施設などに直接訪問する検索意図を表します。
まとめ
ブログ運営をするにあたってユーザーの検索意図を探ることはとても重要です。
ターゲットであるユーザーの悩みを理解するからこそ、解決策を提示できます。
悩んでいる早い段階で検索意図に答えてあげる。
そしてユーザーが見つけやすく探しやすい状態にすること。
そのために記事を書く前段階でしっかりとクエリを理解してから記事を書いていきましょう!
「検索意図=ユーザーの目的」というのを理解しましょう♪