ぽんです。
ずっと読みたかった『死ぬこと以外かすり傷』を読み終えて、ふとした時に目に止まった『かすり傷も痛かった』。
表紙がすごく似ていて、何が違うんだろうと思って手に取ったものでした。
内容としては華々しく駆け抜けた後に生まれた代償のようなお話でした。
人生論というかとても弱い部分を文字に綴った一人の男性の考えにふれる本です。
私はこの本から人生について、人間らしさを教えてもらったと感じました。
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『死ぬこと以外かすり傷』を振り返った箕輪厚介さんの人生論
『死ぬこと以外かすり傷』を読んだ時は華々しく、周りの反対よりも自分の思い一つで突っ走ることの仕事観に大きく刺激を受けました。
会社員ながらもネットでの影響力が大きく、どうやって仕事を取りに行ったのか、行動力のスピード、量のすごさに圧倒されました。
しかしながらその仕事面に反して、人生面ではどうだったのか、身体への負担やメンタルでの負担など自然体でいることの大切さも教えてくれるステキな本でした。
『死ぬこと以外かすり傷』とは違った弱い弱い箕輪厚介さんを見ているような本です。
自然体だったので私はヒットした『死ぬこと以外かすり傷』よりも『かすり傷も痛かった』のほうが人間らしくてすごくいいなと感じた本です。
『死ぬこと以外かすり傷』の本の隣に似た表紙が陳列されていたから
『死ぬこと以外かすり傷』が出版されてから、ずっと読もうと思いつつも何年かたってしまって読む機会を失っていました。
ふと本屋へ立ち寄ったときに目に留まったのが『死ぬこと以外かすり傷』でした。
”そういえばこの本、読もうと思ってたんだ”
そう思いながら陳列されている本を手に取ったら、隣に似たようなデザインの表紙で赤字で殴り書きした新しい本が並べられていました。
ビジネスに関するテーマで出版した本をベースに人生観を見つめ直す本だと解説されてたので、今どんな人生観なのかを知りたくなったのが読もうと思ったきっかけです。
箕輪さんも私達と同じ一人の人間なんだなと感じた
深夜にタクシー移動中にも原稿のチェックしたり、著者のところへ伺ったりとかなりのハードワークが伺えました。
根性的な部分で動いていたと思うので、「身体大丈夫かな」と思いながら駆け出しまくってるシーンは読んでいました。
すると『かすり傷も痛かった』ではやはりその分のツケが回っていたようで、痛風になったお話取り上げられていました。
人間、限界以上を走り続けると身体のどこかが悲鳴をあげることを知り、箕輪さんもまた私と同じ一人の人間なんだなということを教えてもらいました。
ここでは無理をしないことを教えてもらって気がします。
『かすり傷も痛かった』レビューまとめ
この本は『死ぬこと以外かすり傷』を読んだ人は、本当の人間らしさを見るうえでこちらの本も読んだほうが良いなと思います。
自分がどこまで頑張れるのか、頑張りすぎるとどうなるのか。
たった一度の人生、時間を上手に使うためにもとても考えさせられた、良い機会の本でした。
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