こんにちは。ぽんです。
大晦日なのに子供や主人と桃鉄をして貧乏神をつけられてビリにされました。
マインドセットの中でももっとも大事だとひろきんさんがおっしゃっていた抽象と具体の考え。
繰り返し繰り返し聞いてアウトプットします。理解するのになかなかの時間がかかりました。
目次、表示、非表示
抽象と具体化の考え
この考えは非常に大事。
身につけることで型を見つけることができ、その人の技術を盗むことができる。
抽象とは「専門的」であり、大学教授やオタクがここのグループに入る。
具体的とは「庶民的」であり、ほとんどの人がここに入る。
抽象的および具体的どちらのグループからもファンを取り込むことが大事。
例えば「あなたはマーケティングができていない」と伝えると、抽象度が高い人は理解できるけれど抽象度が低い人(具体的に近い人)には理解できない。
そこで抽象度が低い人にもわかりやすく、具体的に小学生でもわかるように説明することで抽象度が低い人でも取り組みやすくなる。
つまり抽象度が高い人は玄人なファン、コアなファンが多くわかる人にしかわからない。
抽象度が低い方が母数が多いので抽象度を低くすることで取り組みやすくなり、初心者のファンを増やせる。
大学教授を例にすると
抽象度が高いと専門用語がたくさん飛び交い、わかる人にしかわからない講義になる。
しかし抽象度を下げて小学生にでもわかる入門書などの教科書をだした場合、初めての人でもとっかかりやすくなる。つまり母数の多い抽象度が低い初心者ファンを取り込むことができる。
スポーツ選手を例にすると
抽象度が高い環境はプロリーグになる。レベルが高いということ。
抽象度を下げると子供向けのスクールなどで基礎を教えることになる。
たくさんの選手の練習方法を研究することである程度の型が見つかり、統合、普遍化することで自分にあうオリジナルの練習方法が見つかる。
つまり抽象→具体化→抽象(オリジナル)にすることで抽象度を高めることができる。
お笑い芸人を例にすると
コアな漫才になると抽象度が高くなるため、わかる人にしかわからないネタになる。
これを抽象度をさげると司会者などになり、笑ってはいけないなど誰にでも受ける番組などになる。
深夜番組だと観覧する人も少なくコアなファンに届く、つまり抽象度が高い番組になるがゴールデンになるとテレビをみる母数が増えるため、誰にでも受け入れられるよう抽象度を下げる必要がでてくる。
ビジネスオーナーを例にすると
1000万円稼いでいるビジネスオーナーの場合、ASPやPDCAサイクルなどの言葉が理解できるが抽象度が低い人には理解が難しい。
ビジネスオーナーが初心者にもわかりやすいセミナーをすることで抽象度が低くなり、初心者のファンを増やすことができる。
最終的にまとめると、抽象度が高いものをまず具体的に誰にでもわかりやすく因数分解して理解を深める、そして抽象度を高くして形を戻し、オリジナル化することで初心者のファンからコアなファンまで幅広く増やしていく。
それぞれの職業には全て型がある
型を見つける=原理原則の考え方がわかると型を見つけやすくなる。
例としてディズニー映画がある。
モンスターズインク、アナと雪の女王、トイストーリーなどは全てキャラクターやストーリーは違えど、展開は全て共通している。
山が2つあり、主人公は2回落とされてしまう。
例えばアナと雪の女王の場合、最初に妹を傷つけてしまい氷の白にエルサが引きこもる。そのあとにアナが凍ってしまいピンチをエルサが救うという展開になっている。
他の作品も全て同じような展開を持っており、これが売れる型(神話ストーリー)と呼ばれている。
この型を利用しているのがハリーポッターである。
アイドルでもAKBが抽象と具体の考え方をベースにビジネスを行っている。
抽象度が高いファンには握手会やライブなどを行い、抽象度が引くファン=AKBをまだ知らない人から深く知らない人はDVDやミュージックステーションでAKBを知ることになる。
このように抽象度が低いファンから高いファンまで取り込むことでAKBのビジネスが成り立っている。
ジャンルが違っていても本質は必ず共通点がある
- 料理とサッカーの場合
料理は献立があり、具材を揃えて調理して完成する。
サッカーは作戦をたてて、選手を揃えて試合をして勝つ。
つまり料理とサッカーでは目標があってそれに向かって作業する型が共通である。 - スーパーとコンビニの場合
スーパーは必ず野菜売り場から入る。スーパーは照明の明るさを調整し、奥まで心理的に誘導している。
コンビニは窓側に必ず本が売られている。外から見ると店内に人がいることがわかり安心感が生まれる。
つまりスーパーもコンビニも心理学的テクニックを使って店舗のレイアウトが組まれている。
本質を鍛えるためにも質問力をあげる必要がある
質問力をあげる=抽象度の高い質問ができるということ。
抽象度が低い質問「○○ができません。どうしたらいいですか」と漠然とした質問をするのはだめ。
「やっていたけど合っているかわからないので教えていただけますか」と聞くと抽象度が高い質問になる。
漠然とした質問をしてくる人には「どうしたら良いと思いますか」と質問で返して考えてもらうのがよい。
教えてくれる人がどうやって気持ちよく教えたくなるかがポイント。
つまり相手の心を動かすこと。これはビジネスや人間関係などでも全て同じ。
島田紳助さんも抽象具体化の考えでヒット
がばいばあちゃんで有名なB&Bのネタをパクったことで売れた。
ネタをそのままパクったのではなく、ネタの工程(システム)をパクったのだ。
ボケとツッコミのタイミングを抽象化し、自分のネタに置き換えた。
どの場面でも同じでtwitter、youtube、サイトアフィリエイトでも集客、教育、販売の流れで行われているのでこの型を身につけると強い。
技術を身につけるためにも、質問力を高めて抽象度の高い質問をする(つまり勉強)ことが必要。
抽象と具体化の補足
自分にファンをつける方法は初心者からコアなファンに持っていくことが必要。
つまり門戸を広げて抽象度の低いファンを獲得し、抽象度を高めていく。
知識を身に付けたいと思っても抽象度が高いと理解ができない。
つまり抽象度が高いものを低くして具体的に考えて抽象度を高くして戻す(オリジナル化する)。
抽象度を低くする作業は本質を見るために余計な部分を削ぎ落とす作業になる。
ナイツのネタを例に考える
ナイツのネタは必ずヤホーで調べるという切り口ではじまる。
ヤホーはyahoo(ヤフー)の言い間違いであり誰でもわかるので抽象度を低くしている。
これを抽象度を高くすると「間違いそうな言葉を間違えている」というシステムになる。
これを応用すると「新垣結衣さん(あらがきゆいさん)をにいがきさんと間違える」ことになる。
応用することは自分流にアレンジして工程をパクることである。
記事作成を例にすると
記事作成はテストと同じになる。
記事の作成方法を説明するとその説明順にしなければならないと考えがちだが、かけるところから書いて良いのだ。決してタイトルから考えなくてもよい。
これはテストの解き方と同じで問1から順に解かなくてよいのだ。わかるところから解いていけばよい。
つまり記事の作成とテストの解き方は「できるところからする」点が本質となる。
日常的なものに例えることで共通点(本質)を見つけやすくなる。
自分がどのレベルなのかを考える
- 無意識的無能(知らないしできない)
- 意識的無能(知っていてもできない)
- 意識的有能(考えるとできる)
- 無意識的有能(考えなくてもできる)
- 無意識的有能に意識的有能(どこからでも教えられる)
まず目指すのは3番。3番をクリアすることでコンサルやコーチができる4番にレベルアップができる。
コピーライターは才能がいらない。学べばできるし稼げるスキル。
でも資格として存在しないから学ぶ人が少なく、この点においてはチャンスになる。
資格でご飯を食べようと考えず、資格は趣味でとるものと考える。
コピーライターは多数いるがonly oneになればOK。
抽象と具体化のトレーニング
トレーニング方法は2つの事象の共通点を探す。
本質がわかるようになり、コアなファンや初心者のファンを取り込むことができるようになる。
- テレビと貿易
テレビは情報の移動、貿易は物の移動であり、共通点は「移動」となる - 美容室とホスト
美容室はおしゃべり、髪の毛が綺麗になる、お金が高い
ホストはおしゃべり、物のあげたりする、お金が高い
共通点は「おしゃべり」となる - 料理とサッカー
料理は献立を考えて具材を揃えて調理し完成する
サッカーは作戦を考えて選手を揃えて試合をして勝つ
共通点は「目標からの過程=型」が同じ - クレジットカードを作りたい人と旅をしたい人
クレジットカードを作りたい人はカードが欲しい、得したい、マイルがほしい
旅をしたい人は旅をしたい、得したい、マイルがほしい
共通点は「マイル」になる
4の事例で考えるとクレジットカードランキングなどのサイトを作ってもライバルが多くてNGだが、旅をしたい人をターゲットにすることでクレジットカードを案内して利益を得る。
つまりサイトをずらす戦略が自然と生まれる。日常生活で本質を見つけるトレーニングをすることが大事。
まとめ
- 抽象と具体のスキルを得られると型を見つけやすくなる
- 型を見つけやすくなるとオリジナル化しやすい
- 抽象度が高い物を低くし、具体的にすることで母数が増えて初心者のファンを取り込めることができる
- 本質をみつけるトレーニングを普段から行う