「サプリ」を読んで感想を書いてみた。

ぽんです。

今日はおかざき真里さんの『サプリ』というマンガの感想を書きます。

一言でいうと、作者であるおかざき真里さんの働いてた頃の気持ちが描かれていて、新卒から食品メーカーで正社員としてバリバリで働いていた私と重なって読んでました。

女という立場からみた仕事の環境。

広告代理店に務める営業、コピーライター、制作、事務として働いている4人の女性を中心に、制作部門にいる主人公の藤井ミナミを中心に描かれてます。

今の日本社会の大変さがリアルに描かれていて、視野が狭くなるとあかんなと思いながら読みました。

それでは感想にいきます。

サプリのあらすじ

話のあらすじを簡単に説明しますね。

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私はKindleでめっちゃ本を読むんですけと、Kindleをiphoneで読むのは目が疲れてしんどいのでKindle paperwhiteを使うと目に優しいし何時間でも読めますよ。

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さてあらすじですが広告代理店ではたらく20代後半の藤井ミナミという女性が主人公です。

7年間付き合った彼氏と別れる。

毎日徹夜に休日出勤が当たり前。

仕事人間なので、友達がめちゃくちゃ少ない。

これからの人生どうしよう……と悩む働く女性の心情や行動の物語です。

この作品、2006年に伊東美咲さん主演でオリジナルでドラマ化されていました。

作者のおかざき真里さんは漫画家ですけど、博報堂に入社されてるんですね。

なのでこの『サプリ』という作品はおかざきさん作者ご自身の体験がリアルに描かれてるんじゃないかなと思うんです。

実際、ジャンルは違えど、会社員として働いていた私にとってはすごく響きました。

どれだけ頑張っても女性って下に見られるんですよ。

妊娠、出産というのもあるせいか、女性という立場が弱いんです。

給料はもちろん安いですし、どれだけの仕事をしても評価はあがりません。

でも新人はどんどんつけられて、責任ばかり増えていく。

そんなリアルなところにすごく共感しましたね。

私が勤めていた会社では女性の管理職は1~2人しかいませんでした。

私の直属の上司がマネージャーになったのが最高です。

その方は精神的にやられてしまい退職されてしまいました。

案件を進めることのプレッシャー。

迫ってくるスケジュール。

上司、社長への確認事項。

あらゆる部門の調整力が求められるので、私も藤井ミナミのようにあちこち電話していました。

ときどき藤井ミナミの心情が描写されるんですけど

女性らしさがすごくあらわになってます。

仕事面でも自分、女性としての自分。

こういったところにすごく共感できますね。

世の中の働いている女性はみんな共感するんじゃないかな……

仕事をしながら恋愛もするし、友情もあるんです。

久々に惚れた同期入社の人が同じ会社の営業だったり

しばらく仕事人間になっていたら、また出会いがあって……

女性って忙しいもんですよ。

コピーライターの女性の柚木さんはフリーランスだから先が見えない。

好きになった人は子持ちの演出家。

どちらも仕事が好きだけど、相手も好き。

でも将来が不安。

だから結婚しない、という選択をとってる。

事務で働いてる渡辺さんも将来をすごく現実的にみてるし

営業の田中さんは結婚してるけど、仕事にやりがいを感じてる。

色々な女性目線で仕事観、恋愛観が描かれてますね。

そして彼女たちの友情がだんだん話を重ねるごとに厚くなっていくんです。

後半だと頻繁に集まってるし笑

よく飲んでる。

女性って集まって話すのがすごく好きですよね。

私、仕事帰りに後輩や先輩、同期とよくご飯にでかけてました。

話すことでストレス解消してるんですよね!

”あ〜めっちゃわかる!!!”と共感しっぱなしでグイグイよんでました笑

その時その瞬間何を選択するか

主人公の藤井ミナミはこの作品の中で色々な選択を迫られます。

7年間同棲していた彼氏とこれからどうするのか。

付き合っていた同期の萩原さんがNY転勤になったとき、どうするのか。

一緒に仕事をがんばっていた水原の様子がおかしくなったとき、何ができるか。

カメラマンのサハラさんからお誘いをもらったとき、どうするのか。

など

本当に色々な選択を考えて、悩んで答えを出すんです。

涙もいっぱい流します。

正解なんてないんですよ。

自分だけの人生だから。

これはビジネスも同じだと思うんですね。

新しい教材やコミュニティに出会って、勉強しようと思うかどうか。

お金を払うかどうか。

もうこの瞬間、その時を逃すと手に入らない。

または値段が上がって最安値でもう買えない。

そういう場面に出くわした時、選択しないといけないですよね。

見送るのか、頑張るのか。

そういう判断の連続です。

人生長いスパンでみても選択の連続ですし、それが正しかったかどうかなんて自分しか知らないんですよ。

だから失敗だった。

購入して正解だった。

というのも自分のさじ加減です。

ドラマの「ドクターX」の名セリフである「私、失敗しないので」も一つの考え方ですよね!

私の話でいうと……

私は年収1000万円稼ぐ女性起業家の方のもとで勉強させていただいています。

私は彼女から思考、行動など全てを学びたくて90万円という高額を払いました。

ここに関して迷いは全くありませんでした。

決断するときにはもちろん主人と話し合いました。

子どももいるし、突然の高額だけれど勉強してもいいかと。

主人は「応援してるからいいよ!頑張っといで!」と迷いもなく背中をおしてくれました。

私はこの選択を「正解」だと思ってます。

振り返ると失敗のほうがないですね。私の人生。

失敗があるとしたら、母親が亡くなる前に仕事を早くリタイアすればよかったと思いました。

もっと母親と過ごす時間がほしいと思いましたし、今も思います。

そういう経験があるからこそ、子どもたちとの時間、主人との時間は大切にしたいと強く思いますね。

だから選択して失敗はなくって、必ず次につながってるんですよ。

それをこのマンガは教えてくれています!

このマンガを読んだ人は、女性は特に自分の仕事観、人生観が大きく変わるきっかけになったのではないでしょうか。

むしろ変えるきっかけにしてほしいですね。

マンガの中でカメラマンのサハラさんが

「後さき考えずにやってみたいことができた」

と彼女であるミナミにいうんですよ。

海外へついていくか、日本に残るか。こういう選択肢をミナミは迫られます。

人生ってそういうことを考えずにやってみたいこと、熱中したいものがあった人こそ、濃いものになると思うんですよね。

だからビジネスもあれこれ考えずにとにかくやってみる!

熱中してみる!

これだけでめちゃくちゃ充実した濃い時間になりますよ。

人は葛藤したり前を向いたりする物語が大好き

この作品っておかざき真里さんの中でも代表作なんですね。

それだけすごくヒットして、ドラマ化もされてます。

サプリは2004年から2010年に連載されたものですが、2023年に読んでもすごく刺さります。

むしろ今の方が女性があちこちで活躍しているので刺さる人多いんじゃないかな。

この作品ででてくる4人の女性の成長がすごいんです。

とくに藤井ミナミの。

仕事、恋愛、友情に囲まれて自分がどういう選択をして、生きていくか。

心情がリアルにかかれているので、

悩んだり

悲しかったり

辛かったり

嬉しかったり

そういったものが純粋に描写されています。

最終的に仕事はやめず、母になる選択をするのですが、周りの対応もガラリと変わります。

その中ですごく生き生きとして藤井ミナミがみれて、話が進むたび成長していく姿が見れてよかったですね。

本人が変われば、何でも変わるし未来も明るくなります。

そういう前向きなお話でした。

主人公の葛藤、成長とか色々見えて引き込まれましたね。

人間ってこういう波があるストーリー大好きですよね。

だから企画を作る時、情報発信をするときは私は波を作るように意識しています。

例えば

ディズニーやジブリなど、影響力のある映画

ハリーポッターのようなハリウッド映画

などは物語に波をすごくつけていますよね。

要は起承転結がたくさん展開されてるんです。

このマンガでは藤井ミナミの気持ちの変動が波となって描写されていました。

なのでこういった「波」の大切さを改めて感じましたね。

今はインターネットのおかげで個人の影響力が大きくなってる時代。

あっという間に一軒家をキャッシュで変えるほど、利益が個人で出せてしまいます。

こんな時代だからこそ、マンガや映画、ドラマなどを見て楽しみつつ、勉強できる環境っていいなと思いますね!

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ABOUT US
ぽん
新卒から14年間、食品メーカーマーケティング部に所属して新商品開発や企画考案をしてたガッツリ社畜。 出産後、家族よりも仕事を優先する自分が嫌になり、副業を始める。 最愛の母をなくしてからは時間の使い方の大切さ、有限であることを痛感。 今はブログ×外注化で作業時間をほぼゼロの状態で複数のブログを運営中。 毎月5万円以上の安定収入を得るだけでなく、情報発信もとりいれたことで最高月収27万円を実現。 Brainはブログメディア部門で1位を獲得。 時間とお金の大切さを誰よりもわかっているからこそ、正しい使い方をメルマガやSNSなど幅広く発信中。